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女性の視点で古布を有効活用(塩釜女性会)

 塩釜商工会議所女性会は平成7年から17年間、塩釜市立病院に古布を定期的に届けるボランティア活動を行っている。
 この取り組みは、同女性会のメンバーが知人のお見舞いに塩釜市立病院を訪れた際、患者の家族から「介護のときに古くなった布を切って使っているが、数がとても足りない」という話を耳にしたのがきっかけ。早速、このメンバーがボランティアを呼び掛けると、有志が集まり、間もなく女性会活動の一つとなった。
 集められた古布は、患者のおむつを交換する際に補助的に使われたり、病院内の拭き掃除で利用されたりするなど、多方面で重宝されている。同病院の菅原看護部長は、「長年にわたり寄付していただき、皆さまの温かい支援に心から感謝している」と話している。
 なお同女性会は現在、シーツやタオル、シャツなどの布を15㎝四方に切りそろえて、年間300枚ほど届けている。松田美和子会長は、「今後も会員に協力してもらえるよう声を掛け続けたい」と意気込んでいる。

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