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東日本大震災から5年 福島県南相馬市を視察(加茂女性会)


▲大内公会堂に植樹された雪椿を視察する女性会メンバーら

 加茂商工会議所女性会は7月6日、東日本大震災で被災した福島県南相馬市への視察研修会を実施した。同研修会は、震災より5年たち、まだ加茂市で避難生活を余儀なくされている人々もいる中、福島県の実情を肌で感じ取ろうと企画された。

 当日は、南相馬市への復興の思いを込めて植樹された大内公会堂の「雪椿」や、一時避難後に仮店舗で営業し、平成28年5月に震災前の店舗で営業を再開した双葉食堂などを訪ねた。大内公会堂の雪椿は、26年、加茂市に避難していた「南相馬に雪椿の花を咲かそうの会」発起人の木幡史子さんが中心となって募金を呼び掛け、加茂市の花である雪椿の苗およそ300株を植樹したものだ。

 双葉食堂では店主の豊田英子さんと、小高商工会女性会のメンバーらから現在の南相馬市の話を聞いた。これをきっかけに、11月には同女性会メンバーが加茂市を訪れることになったという。

 加茂商工会議所女性会は、「震災が縁となって新しい交流が生まれた。こうした縁をこれかも大切にしていきたい」と話している。

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