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余った食品、活用して フードドライブに取り組む(伊勢女性会)

 伊勢商工会議所女性部は、地域貢献活動として、昨年から家庭で余っている食べ物を持ち寄り、地域の福祉団体や施設などへ寄付する「フードドライブ」の取り組みを実施している。年末年始はいただき物なども多いことから初回の昨年は1月初旬に女性部内に「きずなボックス」と名付けた段ボール箱を設置、賞味期限が1カ月以上あるものと定めて協力を呼び掛けたところ、約100個の食品が集まり、伊勢市社会福祉協議会を通して市内の生活困窮者や子ども食堂の運営団体などへ届けた。

 2回目の今年は1月6~23日まできずなボックスを設置し、活動を広げるため青年部にも協力を依頼。女性部メンバーの意識の高揚もあり、しょうゆやめんつゆなどの調味料、缶詰、餅など段ボール4箱分約170点が集まった。これらの食品は1月24日に、伊勢市社会福祉協議会へ贈呈。同協議会の宮崎吉博会長は「有効に活用したい」と感謝の言葉を述べた。

「日本では年に2千万t超の食品が廃棄され、そのうちまだ食べられる食品ロスは約600万tあるそうです。食品ロスを減らし、必要な方に利用していただきたい」と同女性部は話す。この取り組みは、複数の新聞に掲載され、フードドライブの周知に一役買うことができたと感じているという。

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