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「湊町酒田の傘福」を開催中
 江戸時代から伝わる伝統文化の継承(酒田女性会)


▲106畳の大広間に色鮮やかな傘福が飾られる様子は圧巻

 酒田商工会議所女性会は11月12日まで、色鮮やかな手づくりの傘福を展示する「第15回湊町酒田の傘福」を開催している。
「傘福」は、江戸時代から酒田に伝わるつるし飾りのひとつ。女性たちが一針一針心を込めて子孫繁栄や無病息災、家族の幸せを願ってつくった細工物を傘につるし、地元の神社仏閣に奉納した風習に始まる。ときの流れとともに失われつつあった傘福を復活させようと、同女性会が創立25周年を迎えた2005年に記念事業の一環として同展示をスタートさせ、今年で15回目を迎えた。

 国の登録有形文化財である料亭「山王くらぶ」を会場として、風情ある空間で鑑賞できることもあり、例年大勢の来場者が訪れる。今年は「豪華絢爛 新・野点(のだて)999の椿」と題して、野点の傘に連なる色とりどりの椿の花を会場いっぱいに展示した。また、子孫繁栄の象徴でもある「干支(えと)ねずみ」は市民が手づくりした細工が展示されており、一つ一つ表情の異なる個性豊かな作品を見比べる楽しみもあると注目されている。

 福岡県柳川のさげもん、静岡県稲取のつるし飾りとともに、日本三大つるし飾りに数えられる酒田の傘福。同女性会は、古来からの女性たちの想いと伝統を次世代へと伝える傘福でまちおこしを実現した。写真映えする展示風景をSNSで投稿するフォトコンテストなど、新しい企画も取り入れながら、今後も継続していきたい考えだ。

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