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新潟市で全国大会を開催 全国から2500人以上が参加

▲あいさつする畠山会長(上)、小林会頭(右)、「第22回女性起業家大賞」の受賞者3人

全国商工会議所女性会連合会(全商女性連、畠山笑美子会長)などは10月5、6の両日、「第55回全国商工会議所女性会連合会新潟全国大会」を新潟県新潟市で開催した。全国309女性会から約2300人が出席。またオンラインでは、50女性会から約270人が参加した。

 大会の冒頭、あいさつした全商女性連の畠山会長は、「地域経済の活性化、日本のさらなる成長に向け、日本最大級の女性経営者団体として、一歩一歩着実にその存在意義を高めていけるよう、共に活動していこう」と、さらなる女性会活動の推進を呼び掛けた。続いてあいさつした日本商工会議所の小林健会頭は、「われわれ経営者に今求められることは、『安定』から『成長』へとマインドを切り替え、行動に移していくこと」と指摘。「大きな環境変化を的確に捉え、覚悟を持って自己変革に挑戦していこう」と述べた。

 その後の女性起業家大賞表彰式では、本年度最優秀賞(日商会頭賞)に輝いた株式会社シーダ(大阪府大阪市)代表取締役社長の矢野ひとみさん、「スタートアップ部門」(創業5年未満)優秀賞のさくら助産院(兵庫県淡路市)代表の藤岡勢子さん、「グロース部門」(創業5年以上10年未満)優秀賞の魔法のタイツ株式会社(埼玉県さいたま市)代表取締役の増田美佳さんの3人が表彰された。全商女性連表彰授賞式では、特別功労者39人、組織強化(会員増強)に実績があった13女性会を表彰。事業活動に基づく「個として光る」女性会事業表彰では、3女性会の活動が選ばれた。次回は来年11月、滋賀県大津市で開催する。

個として光る女性会事業

最優秀賞(日本商工会議所会頭賞)
「さいたま商工会議所女性会(埼玉県)
長年にわたり子ども向けチャリティコンサートを開催

同女性会は2012年から、「チャリティクリスマスおもいやりコンサート」を開催している。子どもたちに楽しいクリスマスを過ごしてもらうとともに、チケット販売の収益から「さいたま市ふれあい福祉基金」に寄付。14年からは特別支援学級の生徒に、材の寄贈も行ってきた。また同年から、社会貢献に熱心な地元企業の協賛により、学童保育に通う児童をコンサートに招待している。さまざまな改善を重ね、22年に10回目の開催を迎えた。これまでに延べ3000人以上が鑑賞している。

10年間にわたり事業を継続していること、地元企業の協力を得て持続可能な取り組みにしたこと、地域の子どもたちの豊かな未来をサポートしていることなどが高く評価され、最優秀賞に選ばれた

優秀賞(全国商工会議所女性会連合会会長賞)
釧路商工会議所女性会(北海道)
ウクライナの人々を支援

ウクライナ出身の歌手ナターシャ・グジーさんの北海道公演を主催した。会員たちの地道な周知活動によって、ほぼ満員となる600人が来場。公演の収益と募金により、約86万円を日本財団「ウクライナ避難民支援基金」に寄付した。ウクライナの人々に心を寄せ、支援を行う姿勢が評価された。

下館商工会議所女性会(茨城県)道の駅にピアノを寄贈

毎年実施するチャリティバザーの収益によりピアノを購入し、地域コミュニティの拠点である道の駅に寄贈した。コロナ禍でも感染対策を実施し、バザーを継続。7年間の収益を積み立てて達成した。ピアノはイベントなどに活用されている。地域コミュニティの活性化への貢献などが評価された。

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