創立30周年記念式典・第32回総会横浜大会
男女共同参画社会の実現を目指して
全国商工会議所婦人会連合会(全商婦連)は11月8日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で、創立30周年記念式典と第32回総会を開いた。323の婦人会から約4000人が参加。
記念式典では、小泉清子全商婦連会長が、昨年6月に施行された男女共同参画社会基本法に触れ、「今こそ、柔軟性に富み、忍耐強く、きめ細やかな心配りを特性とする女性の活躍がなくてはならない時」と述べ、続いて、松野幸江副会長(横浜副会頭、同婦人会会長)があいさつ。来賓あいさつでは森喜朗首相や岡崎洋神奈川県知事、高秀秀信横浜市長が祝辞を述べた。また、創立30周年記念会員婦人会(団体)表彰も行われた。
式典の終わりには、(1)男女共同参画社会の具現にむけて模範となる、(2)経済社会の調和ある発展に貢献していく、などを盛り込んだ「横浜宣言」が発表された。
続いて開かれた総会では、名称を「全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)」に変更することや、外形課税反対の決議をしたほか、10月13日に本選が行われた平成12年度「小学生(環境・ゴミ問題)作文・絵画コンクール」入賞者の表彰、次回の総会を岐阜市で開催するなどが報告された。
記念講演には(株)野村総合研究所主席研究員のリチャード・クー氏が招かれ、「内外から見た日本経済」をテーマに、「現状では個人消費は低迷しているが、消費者のマインドは回復に向かっており、悲観的になる必要はない」などと話した。
全商婦連は1969年に発足。11月現在は384の婦人会が加盟している。3月には全商女性連は日本商工会議所の正式な内部組織となる予定である。
松野幸江副会長(横浜副会頭・同婦人会会長)会長会議挨拶
森喜朗内閣総理大臣挨拶
総会壇上の全商女性連役員
次回開催地へ会旗引渡し(左 村瀬岐阜婦人会会長)
揃いのはっぴで出迎える横浜婦人会
懇親会で環境踊りを披露
総会での出席女性会紹介。思い思いにアピール
総会での出席女性会紹介。思い思いにアピール