全国商工会議所女性会連合会会長賞

ゴミ問題について

四日市市立小山田小学校 

       四年 伊藤 彩加

 私は、夏休みリサイクルショップにお手つ

だいに行きました。お店の中には、家電、家

具、おもちゃなどいろいろありました。

 私は、さっそくおもちゃの所に行きました。

私がほしい物もありました。「どうして、こ

んなにいい物があるのだろう。」と不思議に思

いました。

 お店の人にたずねて見ることにしました。

ひっこしや、大きくなって使わなくなったの

でお店に持ってきたそうです。「だれかに使

ってもらえればという気持ちで持ってきたの

です。 私も、そのほうがおもちゃがよろこ

ぶのではと思いました。

 お店の人が、せんぷうきをそうじしていま

した。私は、「やらせてください。」とおねが

いしました。ぞうきんでせんぷうきをふきま

した。すると、よごれが落ち白くなりました。

私は、びっくりしました。こんなに白かった

のだろうか、このせんぷうきはどうしてこの

お店にきたのか分かりませんが、少し手をく

わえれば、こんなにピカピカになるのに。

「早く次の持ち主しが見つかればいいのにな

あ。」と私は、思いました。

 すると、お客さんが来てせんぷうきを見て

いました。私のそうじしたせんぷうきが売れ

るといいのにと思っていると、そのせんぷう

きを手にし買っていってくれました。

私は、とてもうれしくなりました。

 今度の持ち主しに大切に使ってもらえると

いいのになあと思いました。

 朝学校に行くとき、ゴミおき場に、まだま

だ使える自転車やいす、ストーブがすててあ

ります。こういった物もリサイクルできるの

になぜ、すてるのだろうか。私は、何だかす

てられた物がかわいそうになりました。手を

くわえてあげ、新しい持ち主しに使ってもら

えればいいのにと思いました。

 

全国商工会議所女性会連合会会長賞

山を救ったゴミバンバ隊!?

山形市立蔵王第一小学校

        五年 矢萩 渚

 四年生の遠足で西蔵王公園に行った時、と

中の道にゴミがたくさん落ちていました。私

は、「どうしてこんなにゴミが落ちているん

だろう。変なの。」と思いました。

 歩いていくとゴミが多くなっているように

感じて、ますます気になってきました。みん

なは気にならないのかなと思っていました。

「ゴミを拾おうよ!」

春花ちゃんの声でした。「あっ!やっぱりみ

んなわかってるんだ。私だけでなかったん

だ。」と思い、私もゴミ袋を出して拾うことに

しました。すると、

「あっ、私も拾う。」

「じゃあ私も。」

それを聞いて私もつくづく思いました。「や

っぱりみんな気になっていたんだ。」

 六人で「ゴミバンバ隊」という名前がつき

ました。そして役割を決めました。私はかん、

春花ちゃんはびん、恵里ちゃんはプラスチッ

ク、未来ちゃんは紙くず、他の二人は遠くに

ある物を取ってきてもらう役になりました。

ゆかいに歌を歌いながらゴミ拾いをしました。

 やっと休けいです。あきかんやびん、プラ

スチック、紙。ものすごく重くて、もうやめ

たいと思ったけど、春花ちゃんはびん。私よ

りもずっと重い物を持っています。私もがん

ばらなければと思いました。

 休けいが終わり、ゴミバンバ隊はまたゴミ

を拾いながら歩き続けました。「何で捨てる

んだよう。拾う人の身になってよ」と、心の

中で思っていました。

 お昼ごはんを食べて、たくさん遊んで、帰

りにも同じメンバーでゴミを拾いながら帰り

ました。その日は、とても疲れたけど、私た

ちゴミバンバ隊六人は、とてもいいことをし

たと思うと、心が温かくなりました。

 

文部科学大臣奨励賞・

全国商工会議所女性会連合会会長賞

楽しんでチャレンジ!エコクッキング

古川市立敷玉小学校 

      六年 高橋 千比呂

 私達六年生は、今年エコクッキングに挑戦

しています。昨年の家庭科で、地球の環境が

人間によって、どんどん壊されていることを

学習しました。そして、自分達でできること

は何かと考え、エコクッキングをやろうと決

めたのです。

 まず、給食の残菜をコンポストに入れて、

生ゴミ堆肥作りを始めました。ボカシを入れ

てかきまぜる時はちょっとくさくて大変でし

た。でも、毎日液肥抜きをしながら、出来上

がるのを楽しみに待ちました。二週間程で、

りっぱな堆肥が出来ました。さっそく学童農

園へ行って、追肥に使いました。生ゴミ堆肥

を使ったら、ナスもトマトもピーマンも、昨

年よりもぐんと大きく、おいしくなった気が

しました。野菜のためになるだけでなく、ゴ

ミの量を減らすことで地球にもやさしい生ゴ

ミ堆肥。一石二鳥で、何だか得した気分です。

 次に、調理実習の時には排水をなるべくよ

ごさない工夫をしてみました。油を使った後

は新聞紙でふきとります。アクリルタワシを

使って、洗剤の量を減らしました。排水口が

海につながっていることを忘れないで、みん

なで注意しています。

 ゴミをなるべく出さないために、野菜は丸

ごと使っています。大根の皮を使って切り干

し大根を作ってみたり、カボチャの種でスナ

ックを作ってみたりしました。今まで食べた

ことのなかった種や皮も、工夫次第でおいし

い料理に変わりました。

 環境のために私達ができることは小さなこ

とですが、一人一人が心がけたら大きな力に

なると思います。それに、やらなくてはいけ

ないと思うんじゃなくて、やってみようと工

夫すると、何だか楽しくなってきました。私

達の地球がいつまでも美しく住みやすい星で

あるために、みんなで楽しみながら知恵をし

ぼっていきたいです。