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被災者を招待し、チャリティーコンサートを開催(京都女性会)


アンコールでは、軽快でコミカルなアンダーソンの
「プリンク・プレンク・プランク」が披露され、
会場をより一層盛り上げた

 京都商工会議所女性会は7月4日、市内で「2012七夕 ~チャリティーコンサート」を開催。約1650人の観客が、夏の夜の祭典を楽しんだ。
 これは、地域経済の活性化や文化の振興、福祉の増進に貢献するために、同女性会のメーン事業として毎年開催しているもの。17 回目となる今回は、「京都商工会議所創立130周年記念事業」にも位置付けられ、東日本大震災で被災し京都に避難した38人も招待された。
 第1部は、大友直人さん(京都市交響楽団桂冠指揮者)率いる京都市交響楽団による、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲の神秘的なファンファーレでスタート。続いて、ヴァイオリニストの川久保賜紀さんが、京都市交響楽団とともに、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を披露した。
 また、第2部で演奏されたムソルグスキーの「展覧会の絵」では、まるでモザイクのように情景が変わっていく様子が、さまざまな楽器によって表現され、会場からは惜しみない拍手が送られた。
 招待された被災者からは、「故郷を離れた暮らしの中で、ひとときの安らぎを得ることができた」との感謝の声が聞かれた。
 同女性会の岡野路子会長は、「コンサートの剰余金は被災地の復興支援のほか、われわれが取り組んでいる環境保全や社会福祉活動などにも活用させていただく。来年も、ぜひ開催したい」と強い決意を語った。

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