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いつも変わらぬ美しいまちに!「ごみゼロ夏祭り大作戦」(阿南女性会)

 阿南商工会議所女性会は7月27日~29日の日の3日間、「阿南の夏祭り」の会場で、ごみゼロ夏祭り大作戦を実施した。
 夏祭りといえば、大量の「ゴミの山」に悩まされている地域も多く、毎年、県内外から9万人超の来場者を迎える阿南市でも、その処理方法が問題となっていた。
 祭りで出るゴミの半分以上はアルミ缶やペットボトル、プラスチック容器だが、分別の手間などから、ほとんどのごみが産業廃棄物として処分されてきた。
 そんな中、「見方を変えれば循環資源であり、リサイクルすることで資源のムダを省き、CO2削減にもつながる!」と声を上げた同女性会が「ごみゼロ夏祭り大作戦」を企画。3年前から実施している。
 この取り組みは、夏祭り会場に「ごみ分別ステーション」を設置し、来場者自身に分別してもらうことで、環境に対する意識向上を促すとともに、女性会のメンバーが事前に募った一般ボランティアと一緒に環境保持の必要性を訴えるというもの。毎年、ゴミステーションでは「ありがとう」の元気な声が飛び交い会場は活気にあふれている。
 今年は、会場に3カ所の「ごみ分別ステーション」を設け、可燃、不燃など9種類の分別箱を設置。同女性会メンバーを含む延べ154人のボランティアが、2時間交代で来場者に分別の方法を教えたり、会場内のゴミ拾いを行った。
 同女性会の湯浅多賀恵会長は、「3日間で45Lのゴミ袋228個分のゴミを回収した。そのうち、アルミ缶やスチール缶は換金し、社会福祉事業費として寄付した。一人の力は小さいけれど多くの協力者のおかげで大きな成果を上げることができた。〝素敵なまち〟を合言葉に来年も継続したい」と話した。

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