【復興支援】福島のメンバーをおもてなし(滋賀県女性連)
懇親会では、滋賀県女性連のメンバーが江戸時代末期から伝わる「江州音頭」を披露した
滋賀県商工会議所女性会連合会は、2月7~8日の2日間、東日本大震災で被災した福島県女性連のメンバーを滋賀県に迎えた。
7日の懇談会には、滋賀県女性連から遠藤糸子会長をはじめ29人、福島県女性連から和合アヤ子会長ら33人が参加。滋賀県の各単会会長が、これまでの復興支援活動を紹介し、福島県の各単会会長は震災後の取り組みなどを説明した。
また、昨年2月には滋賀県女性連が福島県を訪問し、交流を深めたこともあり、遠藤会長は1年前の温かい歓迎にあらためて感謝の念を表明。その上で、「県内で東北の物産展を開催するなど、さまざまな支援を実施している。今後もこうした活動を続けていきたい」と述べた。これに対し和合会長は、「昨年、滋賀からお越しいただいた際に元気をもらったので、今回は私たちが元気をお伝えするときだと思って訪れた」と語り、これまでの支援に対する感謝の思いを示した。
懇談を終えた遠藤会長は、「昨年2月に訪問したときより元気で明るくなられたと感じた。逆にこちらの方が元気をもらえたような気がした。この絆がさらに深まることを希望します」と振り返った。
なお、懇談会の前には福島県女性連の一行が滋賀県の嘉田由紀子知事を訪問し、福島県の佐藤雄平知事のメッセージを和合会長が紹介した。