【復興支援】「ふれあいバザール」で復興を支援(前橋女性会)
笑顔で接客したメンバー
前橋商工会議所女性会では、毎年、前橋周辺商店街連絡協議会主催の「ふれあいバザール」に参加し、会員から募った商品を市民に購入してもらい、その売り上げを障害者支援活動などに取り組む団体に寄付している。昨年9月16日のバザールでは、東日本大震災で甚大な被害に遭った東北地方の復興支援事業の一環として、被災商工会議所と連携し、東北の物産品を販売した。
当日は、八戸せんべい汁や甘ほたて、ふかひれ饅寿など7市の物産品を販売。「復興支援事業」の看板を掲げたブースには普段なかなか購入できない商品が並んだこともあり、たくさんの市民の行列ができるなど大いににぎわった。中でも八戸せんべい汁はB‒1グランプリの地名度もあって人気を集めた。
同女性会の楯政江会長は「震災で被害に遭った方や、風評被害で今も苦労している方のお役に少しでも立ったこと、そして、深い絆で結ばれた女性会が一つになり、こうた事業ができたことは素晴らしい」と振り返り、4000人近い市民が来場したバザールは盛況のうちに終了した。
なお、群馬県商工会議所女性会連合会では「少しでも東北復興支援のお役に立ちたい」という会員の熱い思いを伝えるため、昨年度に引き続いて各単会からの義援金を募り日本商工会議所を通じて東北六県商工会議所女性会連合会に寄贈。後日、東北六県女性連の平賀ノブ会長からお礼の言葉が寄せられた。