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大河「花燃ゆ」主人公の生涯学ぶ ゆかりの地でフォーラム大盛況(萩女性会)

 萩商工会議所女性会は昨年11月29日、萩市内で記念フォーラム「大河ドラマ『花燃ゆ』放映決定主人公 文(美和)の生涯」を開催した。同フォーラムは、1月4日からスタートしたNHK大河ドラマ『花燃ゆ』のヒロイン・文にちなんだもの。文が同市ゆかりの人物であることから、その人物像や、物語の舞台となった地元についてもっと市民に知識を深めてもらおうと、同女性会が企画した。会場には定員を上回る300人が集まり、大盛況となった。

 文は、思想家・吉田松陰の妹で現在の萩市椿東に生まれた。松下村塾の塾生・久坂玄瑞に嫁ぐが、禁門の変によって夫と死別すると、毛利家の跡継ぎである元昭の守役に。その後は初代群馬県令・楫取(かとり)素彦と再婚、華族となった。

 当日は、萩市、防府市、群馬県前橋市に残された文の足跡をたどりながら、各地域の歴史研究家たちがそれぞれに秘話を披露。近年明らかになった新事実も飛び出し、熱心にメモをとる来場者も多く見られるなど、充実の2時間となった。

 同女性会の福間恵子会長は「文という人物の全体像が今回初めて明らかになり、大変勉強になった。大河ドラマの放映が萩の活性化につながるよう、女性会としてもいろいろな取り組みを模索していきたい」と抱負を語った。

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