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エコキャップで見える協力を 車いす寄贈で地域に貢献(平塚女性会)

 平塚商工会議所女性会は平成25年度から、平塚市内の病院などへ車いすを寄付するために、エコキャップ(ペットボトルのふた)回収事業を実施している。昨年度は合計1.2tのエコキャップを回収し、換金。チャリティーコンサートやバザーの収益金などと合わせて、28台の車いすを購入した。車いすには「平塚商工会議所女性会」の文字を刻み、市内の病院だけでなく、市の施設などに寄贈。落合克宏市長は、「苦労して活動くださった皆さんの誠意が詰まった、心のこもった車いす。有効に使わせていただきたい」と、同女性会に謝辞を述べている。

 また、実際に病院などで使われている車いすを見た協力者からも、「目に見えるボランティア」として好評を得ており、事業参加への意識向上につながっている。さらに、病院の利用者などにも同女性会を知ってもらうきっかけとなり、事業への協力者も年々増加している。

 今年1月に続き、市内の神奈川県立平塚農業高校からも協力の申し出があり、女性会メンバー7人が同校に出向いて約670㎏のエコキャップを受け取った。提供されたエコキャップは、同校の生徒が、校内で回収したものや学校祭などのイベントで集めたものに加え、家庭などから持ち寄って集めたもの。丁寧に一つひとつ生徒により洗浄された状態で提供され、生徒とメンバーが協力してトラックに積み込んだ。

 今年度のエコキャップ回収量は9月末の時点で既に約1t。昨年を上回る回収量が見込まれており、さらなる地域貢献が期待されている。

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