受賞作を井原鉄道車内に展示 まちを描く小学生の絵画コンクール(井原女性会)
▲左から女性会会長賞、井原商工会議所会頭賞、井原鉄道賞の各受賞作品
井原商工会議所女性会は昨年9月、井原市内の小学生を対象に「ぼくたち、わたしたちの町」と題した絵画コンクールを実施し、その受賞作品が、11月1日から30日まで井原鉄道井原線の車内に展示された。同コンクールは、子どもたちが井原市の過去、現在、未来、または「こんなまちだといいな」と思う想像のまちを描くことで、自分の住むまちに目を向け、心豊かに成長することを願って2007年から毎年実施。13回目の今回は、市内の小学校13校から138作品の応募があり、その中から優秀作品40点を選考した。
同女性会会長賞を受賞したのは井原小学校2年生山岡咲輝さんの作品「のってみたいよウォーキングバイシクル」。未来型自転車に乗る子どもたちが描かれ、「明るい未来が創造できるようなパワーあふれる作品」と評価された。また、天文学者が選ぶ「日本三選星名所」に選ばれている同市美星町を描いた美星小学校6年生常國亜美さんの「今も残る星の町」が同所会頭賞を受賞した。受賞作品は9月28日の表彰式の後、10月に井原駅構内、その後電車内に展示された。同女性会は、同事業が地域活性化につながればと期待する。