「100万人のキャンドルナイト」開催 地域貢献で「夕刊デイリー明るい社会賞」受賞(日向女性会)
日向商工会議所女性会は昨年11月30日、JR日向市駅駅前交流広場「ひむかの杜」で「100万人のキャンドルナイト ひゅうがの灯り2019」を開催した。同イベントは、廃油でつくるエコキャンドル約5000個に点灯するもので、市民の〝エコへの関心〟を高めることと交流人口増加を目的に、2008年から毎年開催。昨年10月には、地方紙「夕刊デイリー」を発行する夕刊デイリー新聞社が地域活動などで功績のあった県北在住の個人や団体に贈る「夕刊デイリー明るい社会賞」を受賞した。
エコキャンドルは、市内の高校生やボーイスカウトと共に製作。18年からはキャンドルづくりを通じたキャリア教育「キャンドルよのなか教室」も開催している。イベント当日は、同女性会会員や高校生らがキャンドルを設置、午後5時に来場者らの手で一斉に点灯されると広場は幻想的な雰囲気に包まれた。会場ではギター弾き語りなどのステージイベントを実施し、温かい飲み物を販売する女性会の「暗闇カフェ」も出店。約4500人が会場を訪れた。結婚50周年を迎える市内の夫婦を対象に「キャンドル金婚式」も開催し、応募した3組の夫婦に花束などを贈呈した。