女性起業家大賞

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「エクセレント賞」受賞者一覧

堀木エリ子さん

堀木 エリ子さん
株式会社堀木エリ子アンドアソシエイツ 代表取締役

設立年:2000年
URL:https://www.eriko-horiki.com/
所在地:京都府京都市

【事業内容の紹介】
オリジナル和紙の制作/施工上のディレクション、和紙装飾の企画制作、空間デザイン、素材/商品開発

【受賞後20年を経てのコメント】
銀行員から伝統産業の世界へ飛び込み、和紙という一つの素材と向き合い、会社設立から22年が経ちました。建築空間に向けて、移ろいのある和紙をつくるだけではなく、燃えない、汚れない、破れない、退色しない、精度をあげるという難点の克服により、時代の要望に添う和紙素材の機能や用途を広げてきました。また10m以上の巨大な和紙を漉く手法や、立体的に和紙を漉き上げる技術開発によって表現の可能性を広げ、特許も取得しました。

堀木エリ子の世界展〜和紙から生まれる祈り(撮影:松村芳治)

革新的な技術は、日々小さな挑戦を続け、出来ないといわれることに対しても出来る前提で取り組み、前例を自ら作りあげる強い意志から生まれます。そして、最も大切なものは「ご縁」と「腹の底から涌き上がるパッション」です。共に感動を分かち合える仲間とともに、折れたり萎えたりするパッションと向き合い、前進することこそが仕事の醍醐味です。京都から世界へ、次世代へと、日本独自のものづくりに貢献できるよう、今後も皆様と共に歩んで参りたいと思います。

丸田好美さん

丸田 好美さん
有限会社サーティースリー 代表取締役

創業年:1995年
URL:https://footrefle.jp/
所在地:長野県長野市

【事業内容の紹介】
リラクゼーションサロン「フットリフレ」店舗経営/リフレクソロジスト(足裏療法)養成スクール「オリエンタルセラピースクール」校長として技術者養成・開業支援を行う。

【受賞後20年を経てのコメント】
全国商工会議所女性会連合会の第2回「女性起業家大賞」グロース部門にて優秀賞をいただき、またこの度エクセレント賞を受賞させていただきましたことを心より感謝申し上げます。リフレクソロジストとして、「足」を通して皆様の心と体のケアを仕事として25年、法人として会社経営にたずさわり22年、このように継続できましたことは、多くの皆様の励ましやご支援のお陰でございます。

沖縄紅型染の総模様の振袖。
フットリフレ店内。静かな音楽が流れ、香の香りが漂い、日々のお疲れを五感から癒すスペースとなっております。

開業当時、まだリフレクソロジーって?足裏って?という時代で「足裏専門店」は長野初でした。いまでこそリラクゼーション店舗はいたるところにございますが、長野での認知は私共店舗が担ったのではないかと自負しております。

技術者養成を通して、多くの女性から開業相談もいただきます。これからは私共の経験を通して、特に女性の創業・開業の後押しを役目としていきたいと思っております。そして多くの女性が起業家として輝いていただきたいと願っております。

森和子さん

森 和子さん
株式会社オルネット 代表取締役社長

URL:http://orunet.com/jp/
所在地:愛媛県今治市

【事業内容の紹介】
タオル・ベビー用品・縫製品等販売

【受賞後20年を経てのコメント】
愛媛県今治市のタオル製造業の森清タオル㈱に22歳で嫁ぎ、当初はタオルの仕上げなどの手伝い、その後事務所にて経理・総務を義父の指導下で教えられながら長年過ごしておりました。2代目社長である主人より、これからのタオル製造業も言われたものだけを作り続けるより、自社で女性の感性を生かした企画・製造が必要になるのではないかと言われ、私に白羽の矢が立ちました。その頃すでに50歳近くになっており文系女子である私に企画など…という葛藤がありましたがB型特有の「なんとかなる!」で㈱オルネット≪(織る/ネットワーク)の造語≫を設立。今年で22年となりました。オーガニックコットンで素材を生かしたベビー用品を作りたかったのもあり、東京のデザイン会社の女性社長との出会いで夢が現実となりました。

愛媛本社に併設しているショップ

この20年間、本当に大勢の方たちとの出会いがあり自分の感性を生かした物作りが現在進行形で進んでいます。コロナや戦争というタオル業界だけでなく世界中で逆風が吹き荒れていますが、これからもオルネットのシンボルモチーフの「うさぎ」のように前に前にと進んでいきたいと思っています。

田所雅江さん

田所 雅江さん
株式会社岡三食品 代表取締役

創業年:1999年
URL:http://www.okasan-food.com/
所在地:岡山県岡山市

【事業内容の紹介】
国内唯一のむき甘栗、焼き芋などのレトルト食品専業メーカーです。食を通じて、お客様に「安全・安心」の美味しさ、ひと時の“幸せな時間”をお届けいたします。

本社工場(岡山県岡山市)

【受賞後20年を経てのコメント】
この度は、エクセレント賞という素晴らしい賞を拝受させて頂き、心より感謝申し上げます。1999年9月9日に、当初、女性二人で会社を設立して、今年で23周年を迎える事が出来ました。これもひとえに、多くの方々のご支援とご協力のおかげと深く感謝いたしております。これからも、ひとりでも多くの方に「安全、安心」の商品をお届けして、「美味しかった」とひと時の幸せを感じ、喜んでいただける会社を目指します。経営理念である「日々感謝し、学び、共に栄える」を実践し、自然の恵みや周囲の全ての方々に感謝の気持ちを忘れず、創意工夫を重ねながら、お客様の立場にたった商品づくりをしていきます。そして、世の中の役に立ち、感動を与えられる会社となるよう、より一層努力をしてまいります。

これから起業される皆様…全ての女性が生き生きと輝き、諦めなければ夢は叶うという気持ちを強く持ち、ご活躍される事を心より願っております。

森田弘美さん

森田 弘美さん
株式会社グループフィリア 代表取締役

創業年:1993年
URL:https://www.philia.ne.jp/
所在地:富山県富山市

【事業内容の紹介】
社史制作専門プロダクション。主に北陸の企業を対象に100冊を超す社史を制作しています。現在、社史から派生して、社内報やアーカイブズ施設の企画・監修・制作、アーカイブズ映像制作にも仕事が広がっています。

2021年制作し、発刊された社史

【受賞後20年を経てのコメント】
地方で社史専門の編集プロダクションは、ほとんど存在しないと言われながら北陸富山の地で30年を迎えます。この間、弊社が存続できたのは、それだけ北陸には経営基盤の盤石な企業が多いことの証でもあります。ただ編集制作の仕事はどうしても労働集約型です。女性ばかりの制作スタッフたちですが、仕事に誇りを持って努力してきました。

社名のPhiliaは、Philosophy(哲学)、Philanthropy(博愛)に通じます。これからも、そんな制作集団を目指して一歩ずつ前に進んで行ければと考えています。何よりも地域への感謝を忘れず、企業の過去と未来を繋ぐ懸け橋となる社史を、次世代への経営資料となるよう、一冊一冊最善を尽くして制作していきます。

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